リーナ・エダが贈る
美しく生きるための9つの知恵
豊饒なる神々の宴、
荘厳な姿でそびえ立つ山々の峰に、
天空の祝いの歌が響き渡る。
いのちある者は迎えられ、
無量の光と慈悲の宝珠を賜る。
聖なる響きが木霊する。
神々しい光を携えた神の化身は
あなたの魂を揺さぶり、
生まれてきた意味を問う。
生きとし生けるものの願いは、
すべてが神々の胸の内にあり、
大いなる御心に触れる時を待つ。
さあ、広大な意識を持って人生を謳歌していきましょう。
山々には樹木があり泉があり湖があり大地があります。そこには蝶や鳥、さまざまな動物もいます。そして人が住み、日々の暮らしや生死があります。すべての“いのちの営み”が山にはあります。山々は私たちの暮らしや“いのちあるもの”を寛大な心で見守り、ただひたすら、いのちを育み恵みを与え続けている存在です。それなのに、何ひとつ返してもらおうとはしません。ただひたすら与え続る荘厳なる存在なのです。
連なる山脈を眺めていると、遥か彼方から言葉が木霊(こだま)してきます。 「与えなさい。そして与えなさい」「自分のものとせず、いのちの働きのまま与え続けなさい」と。私たちにものを与えることの大切なポイントは物事に執着しないことだと教えてくれます。何かをため込めば、必ず問題が生じます。水が流れなくなった沼や池には苔が生えやがて水も腐ってしまいます。大自然は生々流転しながらいのちの営みを続けています。そう、いのちは一刻もとどまることなく動いている存在なのです。いのちのまま、あるがままの姿で十全に生きることは、すべてを与え、すべてを受け取る、という循環サイクルのあり方に繋がります。つまり、あなたにとって必要なものは、巡り巡って、ベストなタイミングであなたの元にやってきます。“いのちの営み”を信頼し、疑う心を持たずに与え続けましょう。
山が教えてくれる与えることの大切さ、そして“いのちの営み”の素晴らしさには感動するものがあります。人はひとりでは生きてはいけません。ひとりで生きている人はどこにも存在していません。大きな全体の中で私たちは共に生き、共に分かち合い、共に暮しています。今日、こうして自分自身があるのは、多くの仲間や愛する家族、そして自分では知ることのない沢山の人達の支えもあってのことです。さらには大自然から与えられるたくさんの恵みもあなたを支えています。
そうした目には見えない多くの支えや働きに感謝を示す最高の言葉は『ありがとう』です。
あなたがまわりの人たちに笑顔で心から『ありがとう』を口にする時、人生は劇的に変化し、悩みや問題は素早く解決するでしょう。自然の営みに笑顔で心から『ありがとう』贈る時、カラダの細胞は劇的に変化し、不調やストレスは素早く回復し、若さと美しさがよみがえってきます。それに『ありがとう』の言葉は、あなたに愛と勇気と生きる活力を与えてくれます。朝から夜まで、眠る時から夢の中でも『ありがとう』『ありがとう』『ありがとう』です♪
『ありがとう』は“光の言葉”!!
ピカピカの笑顔で口にすれば、さらにその“魔法の力”を発揮します♪
さあ、今日から“感謝のエクササイズ”で、あなたの人生に豊かな実りと素晴らしい絆のある関係を築きましょう。
【すべてに感謝(ありがとう)】
まず最初は、すべての大自然や恵みに心から感謝の気持ちを贈ります。心で思うだけでなく言葉を声に出して、感謝の気持ちを贈りましょう。『ありがとう』の言葉は唱えるほどに“愛の波動”を高まり、 『ありがとう』の言葉は唱えるほどに“いのちの波動”を高まります。愛の高まりは免疫力を高め、いのちの高まりは細胞を活性化し、病気知らずのあなたに出会います。
- 朝、まばゆい太陽の光と始まりに感謝、ありがとうございます。
- 昼、美味しい食べ物や自然の息吹に感謝、ありがとうございます。
- 夜、月の神秘に感謝、星の瞬きに感謝、ありがとうございます。
あなたが触れ合うすべてのものに心から感謝の言葉を贈りましょう。
次に愛する人に心から感謝の気持ちを贈ります。あなたをいつも愛し見守りながら成長を喜び、心から幸せになって欲しいと願っている人達です。その人の顔を思い浮かべ、『ありがとう』と言葉を声に出して感謝の気持ちを贈りましょう。
- お母さん、私を産んでくれてありがとう♪
- お父さん、いつも見守ってくれてありがとう♪
- 愛するあなた、私を愛してくれてありがとう♪
最後は荘厳なる山といのちの営みに合掌礼拝です。
*祈り*
美しい地球に住むすべての生命が
気高い精神で助け合っていけますように♪
すべてのいのちあるものが、
実り多き豊かさに包まれますように♪
いのちの荘厳さを呼び覚まし、
愛する人や家族に”感謝の心”を贈りましょう。
さあ、すべてのものへの感謝、
共生共創の真の力を発揮していきましょう。
リーナ・エダ 合掌
あなたに贈るワンポイント・アドバイス。昔からの言い伝えで、自然の姿に学んだ言葉で「実るほど頭(こうべ)の下る稲穂かな」と云うことわざがあります。人は豊かになるほど謙虚な姿勢で感謝の心を忘れずに生きる姿の美徳を表わした言葉です。そして、最初は“試練”だと思えるできごとも、やがては“学びの機会”だと思えるようになってきます。そして“学びの機会”だと思えることも、やがては“天からの贈り物”だと思えるようになります。この気持ちの変化は、人生に対する感謝の度合いの変化を表わしています。『ありがとう』の数だけ、あなたの人生は豊かな実りを頂き、素晴らしい光の輪に囲まれていきます。
千趣会WEBサイト*From女の子コラムより
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